オゾン発生器の消費電力はとても低く環境に優しい機械です。
たとえば当社上位機種オゾンクラスター1400の場合、1日1円程度 (※) の電気代にしかなりません。
※ 1日の使用時間が1時間の場合
オゾン水生成器はオゾン発生器と比べると消費電力が大きくなります。
オゾンマートのオゾン発生器は電気分解方式という生成効率の非常に高い方式だからです。
オゾンマート製品使用時の電気代を詳しく計算したい方は、以下の電気料金シミュレーターをお使いください。
電気料金を計算する
オゾン濃度が高いほど消臭・除菌効果は高くなりますが、不必要に高い濃度での運用は以下の理由でおすすめできません。
からだに良くない
オゾン発生器の寿命を縮める
また、オゾンによる脱臭・除菌を効果的に行うために注意すべきポイントはオゾン濃度以外にもうひとつあります。
それは「ニオイ物質とオゾンが接触している時間」です。
どんなにオゾン濃度を高くしても、ニオイ物質とオゾンが接触することがなければ脱臭・除菌効果を期待することはできません。
効果の強さ = ( オゾン濃度 ) ( ニオイ物質と接触している時間 )
このようにオゾンによる脱臭・除菌効果の強さは、(オゾン濃度) と (接触時間) の掛け算で決まります。
具体的な例を見てみましょう。
例その1
オゾン濃度 : 2.0 (ppm)
接触時間 : 15 (分) の場合
効果の強さ = 30
計算式 : 2.0 (ppm) 15 (分) = 30
例その2
オゾン濃度 : 1.0 (ppm)
接触時間 : 30 (分) の場合
効果の強さ = 30
計算式 : 1.0 (ppm) 30 (分) = 30
例その3
オゾン濃度 : 10 (ppm)
接触時間 : 1 (分) の場合
効果の強さ = 10
計算式 : 10 (ppm) 1 (分) = 10
(例その2) のオゾン濃度は (例その1) のオゾン濃度の半分にも関わらず、効果の強さは (例その1) と同じである事に注目してください。
オゾンとニオイ物質との接触時間が (例その2) は (例その1) と比べて2倍の時間があるためです。
また (例その3) では最初の2つの比べて圧倒的にオゾン濃度が高いですが、効果の強さは3分の1の10しかありません。
接触時間が極端に短いからです。
オゾン濃度を上げるのは簡単です。
以下を実行すれば確実にオゾン濃度は上がります。
密室にする
生成能力の高いオゾン発生器を使う
接触時間を長くする
ではニオイ物質との接触時間を増やすにはどしたら良いでしょうか。
部屋の空気 (オゾン) を循環させる
部屋の空気を循環させることによりオゾンが部屋全体に継続して充満するため、部屋中のニオイ物質と接触する時間が長くなります。
具体的には次の方法を取ってください。
方法その2
サーキュレーターを同時に動かす
エアコンの送風モード
扇風機・サーキュレーター
オゾンは空気より重いため、部屋の下部に溜まりやすい性質があります。
サーキュレーターの併用はオゾンと室内のニオイ物質の接触時間を増やすために大変効果的です。
またオースリークリアシリーズのようにオゾン拡散用のファンを持たない製品では、生成したオゾンが部屋全体に行き渡るまでに時間がかかります。
このようなオゾン発生器を使用して脱臭・除菌を行うときもサーキュレーターを併用することにより、より高い脱臭・除菌効果を期待できます。
オゾンマートでは以下運用で脱臭・除菌を行う事をおすすめしています。
※ “ニオイ物質との接触時間” と “オゾン発生器を稼働する時間” は異なります。
適切なオゾン濃度に到達したらオゾン発生器はオフにしても構いません。
オゾン濃度
1.0 ppm
ニオイ物質との接触時間
1 〜 3 時間
サーキュレーター
併用すること
オゾン濃度
0.5 ppm
ニオイ物質との接触時間
3 〜 6 時間
サーキュレーター
併用した方が効果がある
オゾン濃度計を使わなくても、おおよそのオゾン濃度を知ることができます。
オゾンマート製品を使った場合の計算ツールを準備しましたので、適切な製品選びの参考にお使いください。
濃度を計算する
** 分後のオゾン濃度理論値は ** ppm です
オゾンの自己分解・臭い物質や雑菌との反応により、実際のオゾン濃度は理論値の半分程度となる場合がほとんどです。